キース・リチャーズの愛聴盤

愛聴盤

本記事では、「The Rolling Stones」のギタリスト、キース・リチャーズが選ぶ「12枚のアルバム」を紹介します。

名前Keith Richards
出身イギリス
出生1943年 –
ジャンルロック
バンドThe Rolling Stones
(ギター)
代表作Talk is Cheap
(1988年)
Vértes György. 2021. KEITH RICHARDS RGB 13X18

なお、他のミュージシャンルーツ人生を変えた一枚思い出の作品などについても、こちらからご覧いただけます。

キース・リチャーズの愛聴盤12枚

  1. Lady Day (Billie Holiday)
    発売年: 1954年
    ジャンル: ジャズボーカル
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類稀な歌唱力から女性ジャズボーカリスト御三家にも数えられる"レディ・デイ"ことビリー・ホリデイ、その選りすぐりの名唱を集めたベスト盤
  1. King Of The Delta Blues Singers (Robert Johnson)
    発売年: 1961年
    ジャンル: 戦前ブルース
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卓越したギターテクニックから「悪魔に魂を売った」という伝説を持ち、後世のミュージシャンに多大な影響を与えたブルース歌手のレコーディング集
  1. McKinley Morganfield A.K.A. Muddy Waters (Muddy Waters)
    発売年: 1971年
    ジャンル: シカゴブルース
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「シカゴブルースの父」による1948年から1960年の録音(初期の伝統的なデルタブルースから、バンド編成での演奏まで)をまとめた作品集
  1. Hate To See You Go (Little Walter)
    発売年: 1969年
    ジャンル: シカゴブルース
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マディ・ウォーターズのバンドにも参加し、1968年に喧嘩で負った怪我で30代半ばで亡くなったハーモニカ奏者のシングル曲を集めたアルバム
  1. Raining in My Heart (Slim Harpo)
    発売年: 1961年
    ジャンル: スワンプブルース
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ブルースハーモニカの達人で、鼻にかかった歌声が特徴のブルース歌手の1stアルバム。ローリングストーンズなどロック方面に影響を与えた
  1. A Date With Elvis (Elvis Presley)
    発売年: 1959年
    ジャンル: ロカビリー
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エルヴィスが58年から2年間兵役している最中に出たコンピ盤。ジャケは入隊中の写真
  1. The ‘Chirping’ Crickets (The Crickets)
    発売年: 1957年
    ジャンル: ロカビリー
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バディホリーが率いたバンドのデビューアルバム。飛行機事故で亡くなったことで、バディホリーが唯一参加した作品になった
  1. Going to a Go-Go (Smokey Robinson and The Miracles)
    発売年: 1965年 
    ジャンル: ソウル
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「スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ」名義での最初のアルバム。モータウンを代表する歌手、スモーキーのシルキーで美しい歌声が味わえる
  1. Complete & Unbelievable: The Otis Redding Dictionary Of Soul (Otis Redding)
    発売年: 1966年 
    ジャンル: ソウル
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オーティス・レディングの生前最後にリリースされた5作目。演奏などが洗練され、モダンな肌触りに
  1. The Gilded Palace of Sin (Flying Burrito Brothers)
    発売年: 1969年 
    ジャンル: カントリーロック
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バーズを脱退したグラム・パーソンズとクリス・ヒルマンが結成したバンドのデビューアルバム。「カントリーロック」の金字塔とも
  1. Harder They Come (Jimmy Cliff)
    発売年: 1972年 
    ジャンル: サントラ/レゲエ
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レゲエ歌手のジミー・クリフが主演し、レゲエを世界に広めたジャマイカ初の商業映画『Harder They Come』のサウンドトラック
  1. Excitable Boy (Warren Zevon)
    発売年: 1978年 
    ジャンル: SSW
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商業的な成功にも繋がった3作目。参加メンバーはウエストコーストの著名なアーティスト達が並ぶ非常に豪華なものに

参考文献】FAR OUT(2021年3月)
https://faroutmagazine.co.uk/keith-richards-rolling-stones-12-favourite-albums-list/

愛聴盤のプレイリスト

キース・リチャーズの「愛聴盤」から3曲ずつ入れたプレイリストとなっています。

キース・リチャーズのお気に入りの曲

ここでは、キース・リチャーズの「お気に入りの曲」をプレイリストとともに紹介します。

キース・リチャーズの
お気に入りの曲

  1. Rollin’ Stone (Muddy Waters)
  2. Checkin Up On My Baby (Sonny Boy Williamson II)
  3. You Got Me Dizzy (Jimmy Reed)
  4. Still a Fool (Muddy Waters)
  5. Key to the Highway (Little Walter)
  6. The Red Rooster (Howlin’ Wolf, Bo Diddley, Muddy Waters)
  7. Boom Boom (John Lee Hooker)
  8. These Arms of Mine (Otis Redding)
  9. Going Down (Freddie King)
  10. Love In Vain (Robert Johnson)
  11. Please Please Me (The Beatles)
  12. Wee Wee Hours (Chuck Berry)
  13. You Win Again (Hank Williams)
  14. My True Story (Aaron Neville)
  15. Sugar On The Floor (Etta James)
  16. Are You Lonely For Me (Freddie Scott)
  17. Extra Classic (Gregory Isaacs)
  18. Spring from Vivaldi’s Four Seasons (Nigel Kennedy and the English Chamber Orchestra)
  19. Take Me To The River (Al Green)
  20. Baby, Scratch My Back (Booker T & The MGs)
  21. Pain In My Heart (Otis Redding)
  22. Ruler Of My Heart (Irma Thomas)
  23. That’s What The Blues Is All About (Albert King)
  24. Tell It Like It Is (Aaron Neville)
  25. Bon Ton Roulet (Clarence ‘Bon Ton’ Garlow)
  26. Talkin’ To Your Mama (Blind Willie McTell)
  27. Moanin’ At Midnight (Howlin’ Wolf)
  28. (They Call It) Stormy Monday (T-Bone Walker)
  29. Everyday I Have The Blues (BB King)
  30. I Can’t Believe What You Say (Ike & Tina Turner)
  31. Jah Is Mighty (Bob Marley & The Wailers)
  32. I’m In The Mood (John Lee Hooker)
  33. He’s Funny That Way (Billie Holiday)
  34. Good Golly Miss Molly (Little Richard)
  35. Mardi Gras In New Orleans (Professor Longhair & His Shuffling Hungarians)
  36. Ay-Te Te Fee (Clifton Chenier)
  37. Down The Road Apiece (Amos Milburn)
  38. Rocket 88 (Jackie Brenston)
  39. Preachin’ Blues (Up Jumped The Devil) (Robert Johnson)
  40. Goin’ Away Baby (Jimmy Rogers)
  41. The Midnight Special (Lead Belly)
  42. Okie Dokie Stomp (Clarence ‘Gatemouth’ Brown)
  43. Heartbreak Hotel (Elvis Presley)

お気に入りの曲のプレイリスト

【参考文献】FAR OUT(2022年11月)
https://faroutmagazine.co.uk/collection-keith-richards-favourite-songs/

キース・リチャーズの好きな歌手

ここでは、キース・リチャーズが挙げる「好きな歌手」を紹介します。

キース・リチャーズの
好きな歌手

  1. Aretha Franklin
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B/ソウル
  1. Jimmy Cliff
    ・出身: ジャマイカ
    ・ジャンル: レゲエ
  1. Sam Cooke
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B/ソウル
  1. Buddy Holly
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ロックンロール
  1. George Jones
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: カントリー
  1. Willie Nelson
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: カントリー
  1. Toots Hibbert
    ・出身: ジャマイカ
    ・ジャンル: レゲエ
    ・バンド: Toots and the Maytals
  1. Aaron Neville
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B/ソウル
  1. Muddy Waters
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: シカゴブルース
  1. Gram Parsons
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: カントリーロック
    ・バンド: The ByrdsFlying Burrito Brothers
  1. Ronnie Spector
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ポップ
    ・バンド: The Ronettes
  1. Mavis Staples
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B/ゴスペル
    ・バンド: The Staple Singers
  1. Otis Redding
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B/ソウル
  1. Smokey Robinson
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B/ソウル
    ・バンド: The Miracles
  1. Tom Waits
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: SSW
  1. Little Richard
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ロックンロール
  1. Warren Zevon
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: SSW
  1. Bonnie Raitt
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ロック/ブルース
  1. Elvis Presley
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ロックンロール
  1. Keith Richards
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
    ・バンド: The Rolling Stones

【参考文献】FAR OUT(2021年7月)
https://faroutmagazine.co.uk/keith-richards-20-favourite-singers-of-all-time/

キース・リチャーズの好きなバンド

ここでは、キース・リチャーズが挙げる「好きなバンド」を紹介します。

キース・リチャーズの
好きなバンド

  1. The Hillbilly Cats
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ロックンロール
    ※エルヴィスプレスリーのバックバンド
  1. The Dave Bartholomew Band
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B
  1. AC/DC
    ・出身: オーストラリア
    ・ジャンル: ハードロック
  1. The Beatles
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
  1. Steve Marriott (Small Faces / Humble Pie)
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック

【参考文献】MetalCastle(2023年11月)
https://www.metalcastle.net/the-5-bands-keith-richards-picked-as-his-favorites/

終わりに

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コメント

  1. Log より:

    海外のミュージシャンは、「親父がアート・ブレイキー好きでさ、朝から晩までレコードがかかっていて、ステレオセットの前で踊っていたよ」とか「スリーピー・ジョン・エスティスのSP盤を聞いた時、雷に撃たれたような衝撃があった」みたいな回顧コメントをするのに対し、日本は「ザ・ベストテンで見て、ゴダイゴのレコードを集めた」とか「横浜銀蝿のコピーバンドをやってた」とか、音楽体験のはじまりからして全然違うと思う。いきなり本物に触れるのと、コピーのコピーを本物だと思い込む国と。作り込みは上手いが、いつまで経っても、日本の音楽が中国・韓国と変わらない原因は、そこにあるのではないか。

    • ブルースとかカントリーとかフォークといった「非ロック音楽」は(他の国もそうかもですが)日本だとあまり聴かれてない印象があるし、もっと積極的に聴かれても良い気もしますね

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