「ピンクフロイド」メンバーの愛聴盤

愛聴盤

本記事では、英国のプログレッシブロックバンド「ピンクフロイド」のメンバーがそれぞれ選ぶ「20枚のアルバム」を紹介します。

名前Pink Floyd
出身イギリス
出生1965年 – 2014年
ジャンルプログレッシブロック
メンバーRoger Waters(ボーカル)
Syd Barrett(ボーカル)
David Gilmour(ボーカル/ギター)
Richard Wright(キーボード)
Nick Mason(ドラム)
代表作The Dark Side of the Moon(1973年)
gilar666. 2019. Pink Floyd

なお、他のミュージシャンルーツ人生を変えた一枚思い出の作品などについても、こちらからご覧いただけます。

デヴィッド・ギルモアの愛聴盤 5枚

  1. The Shadows’ Greatest Hits (The Shadows)
    ・発売年: 1963年
    ・ジャンル: インスト
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エレキギターによるインストで1950-60年代に英国で大量のヒット曲を送り出し、米国を除く世界各国にも大きな影響を与えたバンドのベスト盤
  1. Blow by Blow (Jeff Beck)
    ・発売年: 1975年
    ・ジャンル: ジャズ/フュージョン
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次々とバンドの結成と解散を繰り返していたベックが、全編ギターインストに挑戦した一枚。ジョージ・マーティンを起用し、商業的にも成功した
  1. Dire Straits (Dire Straits)
    ・発売年: 1978年
    ・ジャンル: ブルースロック
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マーク・ノップラーによるピックを使わないギターの指弾きや渋いボーカルで独自のスタイルを確立し、大きくヒットした英国バンドの1作目
  1. Blues Breakers with Eric Clapton (John Mayall & The Bluesbreakers)
    ・発売年: 1966年
    ・ジャンル: ブルースロック
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ブルースを追求するべくヤードバーズを脱退したエリック・クラプトンがジョン・メイオール率いるバンドに参加。英国ブルースロックの先駆けになった
  1. Electric Ladyland (Jimi Hendrix Experience)
    発売年: 1968年
    ジャンル: ロック

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生前に出した最後のスタジオアルバム。多数のゲストを迎え、様々な音楽を雑多に飲み込んだ本作は、全米チャートで初のNo.1に輝いた

ニック・メイスンの愛聴盤 5枚

  1. The Freewheelin’ Bob Dylan (Bob Dylan)
    ・発売年: 1963年
    ・ジャンル: フォーク
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全英一位に輝き、出世作となった2作目。「Blowin' in the Wind」などのプロテストソングで「フォークの貴公子」として注目されるように
  1. Axis: Bold as Love (Jimi Hendrix)
    ・発売年: 1967年
    ・ジャンル: サイケデリック
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生前に残した3枚のスタジオアルバムの2作目。代表曲「Little Wing」を収録した本作は、衝動性に満ちた1作目よりも音楽性の幅広さを見せつけた
  1. The Thelonious Monk Orchestra At Town Hall (Thelonious Monk)
    発売年: 1959年
    ジャンル: ジャズ
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天才ジャズピアニストのセロニアス・モンクがホーンを含む10人編成のオーケストラとNYのタウンホールで共演したライブ盤
  1. A Tribute to Jack Johnson (Miles Davis)
    ・発売年: 1971年
    ・ジャンル: サントラ/ジャズ
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ボクシングのヘヴィー級チャンピオン、ジャック・ジョンソンのドキュメンタリー映画のサウンドトラック。ロックに接近した音楽となっている
  1. Halcyon Days (Bruce Hornsby)
    ・発売年: 2004年
    ・ジャンル: ポップ
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スティングやエリック・クラプトン、エルトン・ジョンといった豪華ゲストを招いた8作目。ポップなサウンドにホーンズビーの歌とピアノが染み渡る

リチャード・ライトの愛聴盤 10枚

  1. Music From Big Pink (The Band)
    発売年: 1968年
    ジャンル: ロック
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ボブ・ディランのバックバンドが独立して出したデビュー作。サイケ/ヒッピーブームの中、あえてアメリカ南部のルーツミュージックを演奏した
  1. Jeff Beck’s Guitar Shop (Jeff Beck)
    ・発売年: 1989年
    ・ジャンル: インスト
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これまでの歌やジャズ/フュージョンを排した、3人編成による全編ロック色の強いギターインストのアルバム。前作に引き続きグラミー賞に輝いた
  1. Bernstein Conducts Copland (Aaron Copland/Leonard Bernstein)
    ・発売年: 1962年
    ・ジャンル: クラシック音楽
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20世紀の米国を代表する作曲家、アーロン・コープランドによる三大バレエの一つ「アパラチアの春」をレナード・バーンスタイン指揮で演奏
  1. Porgy & Bess (Miles Davis)
    発売年: 1959年
    ジャンル: サードストリーム
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ジョージ・ガーシュインによる黒人オペラ『ポーギーとベス』をギル・エヴァンスがオーケストラ用にアレンジし、マイルスがソロを担当した作品
  1. My Life in the Bush of Ghosts (Brian Eno & David Byrne)
    発売年: 1981年
    ジャンル: アートロック
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ブライアン・イーノとデヴィッド・バーンの共演作。民族音楽色が濃いビートに、テレビやラジオなど様々なサンプリングを被せた実験色の強い作品
  1. Passion (Peter Gabriel)
    ・発売年: 1989年
    ・ジャンル: サントラ/ニューエイジ
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マーティン・スコセッシの映画『最後の誘惑』のサウンドトラック。ピーター・ガブリエルのワールドミュージックへの関心が反映された音楽となっている
  1. The Royal Scam (Steely Dan)
    発売年: 1976年
    ジャンル: AOR
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ラリー・カールトンなど豪華なギタリスト達を呼び寄せた、ロック色の強い5作目。この後、『エイジャ』と『ガウチョ』で洗練さを極めることに
  1. Remain In Light  (Talking Heads)
    発売年: 1980年
    ジャンル: ニューウェイヴ
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前作に引き続きブライアンイーノと共作した4作目。アフリカンビートをロックに大胆に取り入れ、その革新的なサウンドから最高傑作と名高い
  1. Symphony No. 3 (Henryk Górecki)
    発売年: 1992年
    ジャンル: 交響曲
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ポーランドの現代音楽の作曲家による「交響曲第3番」。英国のFM放送がきっかけで大ヒットを記録、20世紀後半で最も成功した交響曲とも
  1. The Colour of Spring (Talk Talk)
    発売年: 1986年
    ジャンル: ニューウェイヴ
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シンセポップから一転、生楽器を多く取り入れ、幽玄さを増した3作目。最も売れた作品となり、この後はさらに音楽性の深化を辿ることに

参考文献】FAR OUT(2022年6月)
https://faroutmagazine.co.uk/david-gilmour-pink-floyd-5-favourite-albums-of-all-time/
参考文献】FAR OUT(2022年10月)
https://faroutmagazine.co.uk/pink-floyd-drummer-nick-mason-five-favourite-albums/
参考文献】FAR OUT(2021年9月)
https://faroutmagazine.co.uk/pink-floyd-rick-wright-10-favourite-albums/

愛聴盤のプレイリスト

ピンクフロイドのメンバーたちの「愛聴盤」から3曲ずつ入れたプレイリストとなっています。

「ピンクフロイド」メンバーのお気に入りの曲

ここでは、ピンクフロイドのメンバーがそれぞれ選ぶ「お気に入りの曲」をプレイリストとともに紹介します。

「ピンクフロイド」メンバーの
お気に入りの曲

  1. (ロジャー・ウォーターズのお気に入りの曲)
    Helpless (Neil Young)
  2. Bibo No Aozora / Endless Flight / Babel (坂本龍一, Jaques Morelenbaum & Everton Norton)
  3. Bird on the Wire (Leonard Cohen)
  4. My Funny Valentine (Chet Baker)
  5. Georgia On My Mind (Ray Charles)
  6. E Lucevan Le Stelle (Giacomo Puccini)
  7. God Bless the Child (Billie Holiday)
  8. Symphony No. 5 in C sharp minor – 4th Movement (Gustav Mahler)
  9. Everybody Hurts (R.E.M)
  10. One Headlight (The Wallflowers)
  11. Every Breath You Take (The Police)

    (デヴィッド・ギルモアのお気に入りの曲)
  12. Waterloo Sunset (The Kinks)
  13. Ballad in Plain D (Bob Dylan)
  14. I’m Still Here (Tom Waits)
  15. Dancing In The Street (Martha Reeves and the Vandellas)
  16. Anthem (Leonard Cohen)
  17. A Man Needs a Maid (Neil Young)
  18. For Free (Joni Mitchell)
  19. Rudy With A Flashlight (The Lemonheads)
  20. God Only Knows (The Beach Boys)
  21. The Wind Cries Mary (Jimi Hendrix)
  22. The Man With The Child In His Eyes (Kate Bush)
  23. The Rock Island Line (Lead Belly)
  24. You’ve Got To Hide Your Love Away (The Beatles)
  25. Ohio (Crosby, Stills, Nash & Young)
  26. Heartbreak Hotel (Elvis Presley)
  27. I Put A Spell On You (Nina Simone)

    (ニック・メイスンのお気に入りの曲)
  28. All Along the Watchtower (Jimi Hendrix)
  29. I’ll See you In My Dreams (Joe Brown)
  30. Big Yellow Taxi (Joni Mitchell)
  31. Woodstock (Crosby, Stills, Nash & Young)
  32. Rosanna (Toto)
  33. I’m A Believer (Robert Wyatt)
  34. Lovely Rita (The Beatles)
  35. The Way It Is (Bruce Hornsby and the Range)
  36. My Generation (The Who)
  37. The Living Years (Mike + The Mechanics)

お気に入りの曲のプレイリスト

参考文献】FAR OUT(2021年9月)
https://faroutmagazine.co.uk/pink-floyd-roger-waters-favourite-songs-of-all-time-playlist/
参考文献】FAR OUT(2021年7月)
https://faroutmagazine.co.uk/pink-floyd-david-gilmour-favourite-songs/
参考文献】FAR OUT(2022年3月)
https://faroutmagazine.co.uk/pink-floyd-nick-mason-10-favourite-songs/
参考文献】Rock And Roll Garage(2022年2月)
https://rockandrollgarage.com/the-8-songs-that-pink-floyd-david-gilmour-listed-as-some-of-his-favorites/
参考文献】Rock And Roll Garage(2022年10月)
https://rockandrollgarage.com/the-3-songs-from-the-80s-and-90s-that-roger-waters-said-he-likes/

ロジャー・ウォーターズの好きな歌手

ここでは、ロジャー・ウォーターズが挙げる「好きな歌手」を紹介します。

ロジャー・ウォーターズの
好きな歌手

  1. Bob Dylan
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: フォークロック
  1. John Lennon
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
    ・バンド: The Beatles
  1. Paul McCartney
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
    ・バンド: The BeatlesWings
  1. Leonard Cohen
    ・出身: カナダ
    ・ジャンル: SSW
  1. Ray Charles
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: R&B/ソウル
  1. Neil Young
    ・出身: カナダ
    ・ジャンル: フォークロック
    ・バンド: Crosby, Stills, Nash & Young
  1. John Prine
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: カントリー

参考文献】FAR OUT(2023年3月)
https://faroutmagazine.co.uk/roger-waters-five-favourite-singers/
参考文献】MetalCastle(2023年4月)
https://www.metalcastle.net/the-5-artists-that-roger-waters-picked-as-his-favorites-ever/

デヴィッド・ギルモアの好きなギタリスト

ここでは、デヴィッド・ギルモアが挙げる「好きなギタリスト」を紹介します。

デヴィッド・ギルモアの
好きなギタリスト

  1. Eric Clapton
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
    ・バンド: The Yardbirds, Cream, Derek and the Dominos
  1. Jimi Hendrix
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ロック
  1. Jeff Beck
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
    ・バンド: The Yardbirds, Beck, Bogert & Appice
  1. Chuck Berry
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ロックンロール
  1. George Harrison
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
    ・バンド: The Beatles
  1. Joni Mitchell
    ・出身: カナダ
    ・ジャンル: SSW
  1. Hank Marvin
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: ロック
    ・バンド: The Shadows
  1. Pete Seeger
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: フォーク
    ・バンド: The Weavers
  1. John Fahey
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: フォーク
  1. Roy Buchanan
    ・出身: アメリカ
    ・ジャンル: ブルース
  1. Lead Belly
    ・出身: ルイジアナ州
    ・ジャンル: フォークブルース
  1. Syd Barrett
    ・出身: イギリス
    ・ジャンル: サイケデリック
    ・バンド: Pink Floyd

参考文献】FAR OUT(2021年5月)
https://faroutmagazine.co.uk/david-gilmour-pink-floyd-favourite-guitarist-hendrix-clapton-playlist/

終わりに

もし本記事について、何か「修正点」や「追加すべき情報」などございましたら、コメント欄で教えて頂けますと幸いです。

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